すでに3回「日本写真絵本大賞」の作品を募集(2022年4月8日必着)しておりますが、第1回、第2回に寄せられた作品の中には、作者の内面を表現する詩的で、奥深いものが多く見られました。しかし、審査の段階ではストーリー性が重視されてしまい、例えば動物や魚、昆虫といった生き物を主人公とする作品のほうが、物語としてわかりやすく、評価しやすいという理由で、どうしても詩的な作品が入選する可能性が少なくなっていました。
写真絵本の将来的な価値観を広げるためには、さまざまな作品の幅があってはいいのでは、という意見も多く聞かれました。

そこで、「日本写真絵本大賞」事務局では、これまでの金賞(100万円+写真絵本出版)、銀賞(30万円)に続いて、「ポエム賞」(20万円)を用意することに致しました。選考する審査員は現在検討中ですが、作品としての幅は確実に広がると思います。
皆さまには奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。