昭和こども図書館
- 著者:初見健一
- 発売:2017年7月1日
- 判型:B6判
- 頁数:264ページ
- ISBN:978-4-903175-72-0
内容
人気の昭和レトロエッセイ『まだある。』シリーズの著者・初見健一による、昭和キッズの児童書にまつわる“アレコレ”を集めたエッセイ風ブックガイド。今なお読み継がれるものが多い児童書ならではの世界に、世代を超えて共感必至です。
定番絵本や教科書掲載作品、夏休みの課題図書、そしてオカルトブームの真っただ中に刊行された数々の「怪奇系児童書」などなど、主に70〜80年代の小中学生たちの記憶に残る懐かしい児童書を、子供ならではの“あるある”エピソードや著者独自の珍エピソードとともにふり返ります。
『ぐりとぐら』『からすのパンやさん』などの名作絵本から、教科書掲載のトラウマ童話『モチモチの木』、漱石の『三四郎』、『草枕』そして『恐怖の心霊写真集』『ノストラダムスの大予言』などオカルト本の名著(?)まで、100点を超える懐かしの児童書を一挙に紹介します!
初見健一(はつみ・けんいち)
1967年、東京生まれ。主に1960〜70年のお菓子やおもちゃ、キッズカルチャーについての話題など、レトロな戯言をネタに活動中。主な著書に文庫『まだある。』シリーズ全9巻、単行本『まだある。大百科』『まだある。こども歳時記』『ぼくらの昭和オカルト大百科』(大空出版)、『昭和ちびっこ未来画報』『昭和ちびっこ怪奇画報』(青幻舎)、『小学生歳時記』(ダイヤモンド社)、『子どもの遊び 黄金時代』(光文社新書)など。