政宗の陰謀 
—支倉常長使節、ヨーロッパ渡航の真相—

「慶長遣欧使節」は教科書にもあるが、その目的は…?
定価:2,000円 + 税
  • 著者:大泉光一
  • 発売:2016年2月1日
  • 判型:四六判・上製
  • 頁数:312ページ
  • ISBN:978-4-903175-62-1

内容

メキシコ、スペイン、イタリア、フランスなど関係国が所蔵する原文書や文献を博捜した著者が半世紀にわたり徹底解明。
その結果、伊達政宗が仕組んだ陰謀が明らかに!
極めて難解な古典ロマンス語を読み解いた著者の渾身の書き下ろし。

なぜ政宗はキリシタンたちを徹底的に処刑したのか。
あまりにも残虐なその手口には、誰にも明かすことのできない理由があった!!

丸善・丸の内本店で週間ランキング1位獲得!
(2016年2月11日~2月17日、ノンフィクションベスト10)

●目次
 プロローグ
一章 伊達政宗の「天下取り」の陰謀
二章 伊達藩と幕府の合同プロジェクト「訪墨使節団」
三章 伊達藩単独の訪欧密使の派遣
四章 メキシコで不当な待遇を受けた使節一行
五章 スペイン王国セビィリャで大歓迎を受ける
六章 国賓級待遇から準公賓待遇に格下げ
七章 念願のローマ訪問と教皇の謁見
八章 スペインからの強制出国
九章 失意の帰国と絶望的な報告
 エピローグ
 慶長遣欧使節関係年表

大泉光一(おおいずみ・こういち
1943年長野県生まれ、宮城県大河原町で育つ。日本大学博士(国際関係)。
メキシコ国立自治大学(UNAM)東洋研究所研究員、スペイン国立バリャドリード大学客員教授、スペイン国立サンティアゴ・デ・コンポステラ大学大学院客員教授、日本大学国際関係学部・大学院教授等を歴任。現在は青森中央学院大学大学院地域マネジメント研究科教授

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