林 義勝
写真家
1950年、写真家 林忠彦の四男として東京に生まれる。1973年、個展「芸能人100人の顔」でプロデビュー。エディトリアルの分野で活躍する一方、テーマ写真を得意とし、歴史的背景を織り込んだ日本の原風景や「能」などの伝統芸能などの撮影に取り組む。ニューヨーク、サンパウロ、北京をはじめ国内外での写真展多数開催。主な写真集、「十二支伝説」「龍伝説」「観世宗家能面」「新シルクロード」「東海道の旅」他。新著は、林忠彦・義勝親子の魅力に迫る写真集/伝記「オヤジの背中 写真家・林忠彦──父・林忠彦」。現在、日本写真家協会会員、林忠彦作品研究室代表。
葉山 真理
作家、脚本家、作詞家
「毎日モーツァルト」掲載小説・永遠のモーツァルト(NHK出版)や、オペラ劇『ブリリアント・モーツァルト』(サリエリ役は故・平幹二朗氏)の作者として知られ、いいちこCM「今は、このまま」「遅すぎた季節」「砂漠の薔薇」「君の詩」など、繊細で複雑な大人の女の心情をうたう作詞は、女性たちの熱烈な支持を得ている。NHKこどものうたや、幼児番組の作詞も多数。テレビドラマは、忽那汐里さん、萩原健一さん、岩下志麻さんが出演し、高視聴率であったNHK BSプレミアムドラマ「鴨川食堂」の企画および1話、2話、8話最終回の脚本も担当。現在、海外の映画脚本執筆中。JASRAC正会員、日本脚本家連盟、放送作家協会会員。
五味 香織
毎日小学生新聞編集長
1975年、仙台市生まれ。98年4月、毎日新聞社に入社。岐阜支局、中部報道センター、東京社会部・生活報道部・くらし医療部などを経て2023年5月から現職。
性同一性障害や性分化疾患の人たちに焦点を当てた「境界を生きる」取材班で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞など、妊娠や出産、出生前診断などをテーマにした「こうのとり追って」取材班でファイザー医学記事賞を受賞。
共著に「境界を生きる 性と生のはざまで」「こうのとり追って 晩産化時代の妊娠・出産」「認知症新時代 私らしく生きる」「SNS暴力 なぜ人は匿名の刃をふるうのか」(いずれも毎日新聞出版)。
片山 由美子
俳人・エッセイスト
1952年、千葉県生まれ。「狩」で鷹羽狩行に師事。「狩」の終刊を受け2019年に後継誌としての「香雨」を創刊、主宰に。第5回俳句研究賞、第21回俳人協会評論賞、第52回俳人協会賞などを受賞。2009~2010年「NHK俳句」選者を務める。「毎日俳壇」選者。俳人協会常務理事。蛇笏賞選考委員。句集に『香雨』『飛英』など。エッセイ集『鳥のように風のように』などがある。