ホーム > 書籍情報 > 歴史ポケット新聞 > ポケスポ立ち読み > 【五輪】日本人初「金」 織田が三段跳 制す[昭和3年]

ポケスポ 立ち読み

昭和3(1928)年8月2日

日本人初「金」
【アムステルダム臨時支局】第9回夏季オリンピックのアムステルダム大会、8月2日に行われた陸上・三段跳び決勝で、織田幹雄が日本初の金メダリストとなった。五輪初、メーンポールに日章旗が上り、君が代が奏楽された。

  午後2時に始まった三段跳び予選に、織田幹雄と南部忠平が出場。前回大会で日本人初の6位入賞をなし遂げた織田は、日本陸上陣の中で最もメダルが期待されていた。
 織田の入った第1組は、前回大会の覇者ニック・ウィンター(オーストラリア)、世界記録保持者で前々回大会の優勝者ビルホ・ツーロス(フィンランド)ら強敵ぞろい。だが、「この組で勝てば、決勝も必ず勝利を得られる」と、織田は闘志を燃やした。
 1回目で15m20を跳んだ織田は、14m73のツーロスを抑えて1位で予選を通過。第2組の南部も15m01の1位で決勝に進んだ。織田は2回目の跳躍でさらに距離を伸ばし、15m21をマーク。ツーロスも調子を上げてきたが15m10と及ばず、織田の優勝が決定。南部も4位入賞を果たした。
 また、主催者側は日本人の優勝を予測しておらず、日本チームから大日章旗を借り、君が代が途中から流れるというドタバタ劇があった。

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