ホーム > 書籍情報 > 歴史ポケット新聞 > ポケスポ立ち読み > 【野球】日本列島にトラフィーバー。阪神 日本一に [昭和60年]

ポケスポ 立ち読み

昭和60(1985)年11月2日


【所沢通信部】21年ぶりにセ・リーグを制した阪神と3度目の日本一を狙う西武の対決となった日本シリーズは、4勝2敗で阪神が勝利。2リーグ制後、初の日本一に輝いた。

 11月2日、西武球場で行われた日本シリーズ第6戦、西武最後の打者・伊東勤選手が投ゴロに倒れると、ムードメーカーの川藤幸三選手を先頭に虎ナインがゲイル投手の元に駆け寄った。そして歓喜の胴上げ。吉田義男監督が高々と舞った。「私の野球人生でこれ以上の最良の日はない。ナインには感謝の気持ちでいっぱいです」。8年ぶりにチームを率い、日本一に導いた指揮官は選手をねぎらう言葉を忘れなかった。
 バース選手の54本を筆頭にチーム本塁打219本と、シーズンを豪快に打ち勝った“お祭り野球”が、シリーズでも“管理野球”を圧倒した。優勝を決めたこの日も初回、二死満塁で6番・長崎啓二選手が右翼に満塁弾を放ち先制。2回には真弓明信選手のソロ、そして最終回には掛布雅之選手がシリーズチーム10発目となる2ランを放ち、9―3と一発攻勢で西武を打ち負かした。西武・広岡達朗監督は「年季の差が出た」とコメント。シーズン40本塁打の秋山幸二選手のほか、辻発彦選手・渡辺久信投手ら今季台頭した若手が本来の力を発揮しきれなかったことを敗因に挙げた。
 今季、21年ぶりにリーグ優勝を遂げた猛虎・阪神。多くのファンが長く待ち望んだシリーズ初制覇だった。

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